信じる想い ~海よりも深く 空よりも高く~


今回このサイトを始めるにあたり
登場するであろう家族や友人に

「伝えてみたいの。書いてもいい?」

思い切って尋ねてみました。
ちょっと意外と思われもしましたが
皆、快く了承してくれました。
ありがたいことです。


最初は誰にも伝えず
こっそり始めようと思っていました。
けれど過去の私たちが猛反対。

本当は自分を表現したかったのに
勝手にそうではないと思い込んで
我慢させていたのでしょう。




記事にすること
もちろん息子にも尋ねました。
ここからは会話形式でお届けいたします。





「ブログに書きたいの。でも
 あんなこと言ったって書いても大丈夫?」


 「あんなこと?」

 
「だって、一人で死ねって言ったじゃん。
 もし冷たい子だと思われたら
 悲しいなぁと思ってさ」


 「はぁ?何言ってんの??
  誰も思うわけないじゃん」


「そう?」


 「当たり前でしょ。
  みんな俺の気持ちのほうだよ、絶対。
  子供連れていくの、ダメでしょ。
  ほんと、何言ってんの?」


「そっか。確かにそうね」


 「そうだよ」


「でもさ、私はそれがさみしかったからさ」


 「いやでもそんなこと、普通はないんだから」


「うーん、それもそうね」







 「それにね
  俺が何でそう言ったかわかる?」


「ん?どうしてかな?」


 「俺はね、どんなことがあっても
  生きていれば何とかなると思ってんの。
  つらかったときでもそう思ってたの。
  自分のことで大変なときにさ
  そんな連れていこうとされたらさ
  誰だって一人でって言うでしょう。
  自分のことで精一杯なのに。
  自分が生きることで精一杯なのに」

 




…なるほどね。
ええ、そりゃごもっとも。

ちょっと
いえ、かなり恥ずかしい。親として。







確かに息子はひきこもっていました。
いつも寝ていましたし
ご飯もほとんど食べずにいました。

本当にいつか
死んでしまうのではないかと思うほどに。


けれど本当はそうではなかった。
一生懸命に生きようとしていたのです。

だから無理に外に出ず
ただ生きることを毎日選び続けていた。


他の子より、もしかしたら
少し遠回りになったのかもしれない。
けれど
彼は生きることを
毎日毎日選び続けてくれていた。



当時の私は何もわかっていなかった。
だから引きこもってくれて本当に良かった。

生きることを選び続けてくれて本当に良かった。
命を大切にしてくれて本当に良かった。




「何に感謝したらいいのかしら」

つぶやく私に彼は

 「全てにでしょ」

そう言いました。
何になんて、必要ないんですよね。




育てていたつもりが
育てさせてもらっていただけでした。



最後にもう一つ。
ずいぶん元気を取り戻してきたころ
彼は私にこう言いました。



 

「この世の中にね
 この世界中にたった一人だけでも
 自分を心の底から信じてくれる人がいたら
 俺は何だってできる。
 どこへでも行ける。
 母、だから俺のことを信じてよ。
 俺はもう、大丈夫だから。」





誰かがもし

本当にたった一人だけでも
この広い世界に、たった一人だけでも
自分のことを心の底から信じてくれたら。




それが身近な人であったなら
どんなに心強いことなのか。

脳科学者の茂木健一郎さんが
ある講演会でおっしゃっていました。



「子供の安全基地になってあげてください。
 どこへでも行けますから。
 安心して帰ってくるところさえあれば」



保護者の方
学校の先生
身近な大人たち



どうか子供のことを信じてあげてほしい。

私は子供のことが
心配でしかたありませんでした。

でもそれって
信じていないからなんですよね。
それは、自分を信じていなかったから。

だから心配することしかできなかった。
悪いことばかり想像していました。




潜在意識が引き寄せる力は
望まないことまで引き寄せてしまいます。
だからやっぱり思い描くなら
幸せな未来のほうがいい。



 ” 少し先の未来も
     遠い先の輝く未来も ”



今は自分を信じる一番の存在は
自分自身だと知っています。

ですから今はお互いが良き理解者として
お互いの人生を応援しています。



そんな彼も今年成人。
これから先は
大人側のきもちで歩んでいくでしょう。
子供のきもちも大切にしながら。



大人がまず
自分のことを愛して自分のことを信じ切って
そしてその素晴らしさを体現していく。

自分の人生を見せながら
共に学ぶ仲間として歩んでいくと
きっと人生はさらに素敵になるのでしょうね。



信じること。



その子の魂の素晴らしさ、生きる力。
その力で幸せな未来を切り開いていけること
それを信じてあげてほしいのです。


決して良い学校へ入ること
条件の良い会社へ入ること


そんなことを信じるのではありません。
もちろんそれも素晴らしいことです。


けれど
その子だけが持っている素晴らしい才能
それらを信じ
応援することがまず必要です。




もし今、心配しているとしたら
どうか思い描いてみてください。



その子が自分らしく幸せである姿。
本気で思い描いてみてください。
それだけで心は軽くなりませんか?



その軽くなったエネルギーは
必ず相手に伝わります。




目に見えるもの、見えないもの。
まずは目に見えないものから信じてみる。
必ず目に見える現象として現れますから。





たった一人の信じる想い。
それは世界をどこまでも広げる力に
なっていくことでしょう。





 海よりも深く
   空よりも高く
     そして宇宙のように際限なく -


~愛と自由と豊かさと
   生きがいに満ちた人生へ~


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