幸せになることをあきらめない ~その想いは光となって~


あの日
もう少し生きてみようと思った日から
いろいろなことがありました。




当時、息子は心療内科にお世話になっていました。
お薬をもらうためではなく
カウンセリングを受けるため。

それまでも
いくつかの病院へ連れて行っていたのですが

全く症状が改善されることはありませんでした。
私もあきらめかけていました。
ですが


「なんとか心を軽くすることはできないか」


何かに思いは通じたのでしょう。
ある先生と出会うことになりました。






その先生には少しずつですが
胸の内を話せるようになっていたようで

表情が明るい日が
増えていったように思います。

ですが
まだ私が自己否定の真っただ中にいましたので
彼をなかなか理解できず
毎日心配ばかりしていました。


息子のほうが変わり始めていたのだと思います。
彼は私を拒絶し、全否定するように。


今ならわかります。
私でもきっとそうしたでしょう。


だって
ネガティブなエネルギーを向けてくるのですから。



お互いすっかり元気になったとき
「当時の母ちゃん、嫌いやったー!!」
と言われ
「わかる!!私も嫌いだった!!」
と大爆笑。



そんな嫌いだったころの自分も
その後は愛していくことになるのですが
当時は本当に嫌われていました。

ですから先生は
息子は私との関わりに大きな原因があると考え
私にカウンセリングをすすめてきました。



「お母さんは息子さんに心配をかけています。
 お母さんがまず幸せになってください。
 そうすることで息子さんは元気になります」


「…なぜ私?」



何を言っているのだろうと不思議で仕方ありません。

少し反発もしました。
しかし息子にとって良い方法を思いつくわけでもなく
カウンセリングを受けることとなりました。



けれど私は前向きになれなかった。
それまでもたくさんの心療内科へかかったけれど
心の重みは一度も軽くならずにいたから。



久しぶりに受けたカウンセリング。
あきらめの境地でしたので
真剣さはあまりなかったと思います。
息子が元気になればいいと思っているのに
うーん、なぜに私??

…責められるのだろうか。



けれどそうではありませんでした。



「お母さんは心療内科では改善しませんよ。
 だって
 誰もそんな人生歩んだことありませんから。
 先生たちはお手上げだったのでしょう。
 よく生活してきましたね。頑張りましたね」



耳を疑いました。
私が引き寄せ続けた不幸体験は
それほどまでに過酷だったのかと。
それを苦しいと思って良かったのかと。


やっと少し耳を
傾けることができるようになりました。







そして1年くらい通ったある日。
先生の表情がとても険しい。
理由はまだ私が本音で話せずにいたからでした。



掌で机を大きく叩き


「どうして本音を話さないんだ!
 どうして幸せになろうとしないんだ!
 なぜ真剣に生きようとしないんだ!
 まだ命が残されているのになぜあきらめるんだ!」 



先生は病を患っておられました。
ご自身の余命を知っていて
体が動く限り誰かを助けたいとおっしゃっていた。

普段はそのことを口にしませんでしたが
私があまりにわからずやなので
本当に悔しかったのだと思います。


何度言っても伝わらなくて
もどかしく思われたのでしょう。
体を震わせながら涙をこらえて
心の底から想いを伝えてくださいました。
それはきっと魂の声。



「先生の体が動くうちに幸せにならなくちゃ」



やっとそう思うことができました。
魂からの言葉だからこそ
頑なな私の心にも響いてきたのです。


その日から
真剣に自分との向き合が始まります。
自分が幸せになる道を探し始めたのです。




それからしばらくして
先生と連絡が取れなくなりました。
なぜ私はもっと早く変われなかったのだろう。


でもいつか幸せになって報告したい。
それからさらに数年がたち
お二人の素晴らしい先生方と出会い
私は本来の自分を取り戻しました。






今の私にできること。


全てをあきらめてしまいそうになったとしても

輝く未来が必ずあることを
誰もが思い通りの人生を生きていいことを

そして本来の自分を取り戻し使命を生きた先に
必ず待っている人がいることを
私なりに伝えたい。



もしかしたらこれから先
伝えたい想いが大きすぎて
強く伝えてしまうかもしれません。

愛や思いやりが
言葉に足りないときがあるかもしれません。

けれどそれも先生が私にくれた強さ。
それは誰もが



”自分史上最高に美しい自分を生きる”



いつからでも
どんなときからでも
それができると心から信じているからなのです。
この私ができたのだから。





心が重い時
生きることがつらいとき
どうしていいかわからないとき

誰かを頼ってみてください。
本当の心の苦しみを全部伝えてみてください。

もしそれが難しいと感じるのなら
私と同じ思い込みが
隠れているかもしれません。



「本当のことを言うと嫌われる」
「弱い私は嫌われる」



自分を愛せるようになってからでさえ
この思い込みは根深くありました。

頑張ってもうまくいかないことがあり
自分のきもちがよくわからなくなったとき


「本当のことを言いなよ。
 絶対に嫌ったりしないから」


友人から言われて涙が止まりませんでした。
心の奥底にあったのです
嫌われたくないという恐れ。


泣きながら
大の大人が泣きながら
心の内を全てさらけ出しました。


それはとても勇気のいること。


けれど本当のきもちが見えてきて
そしてそれを受け入れて

「そうなのだ」

そのきもちをしっかり認識できたとき
その想いが叶う世界になりました。


誰からも嫌われたりしないのです。
本当は本音の自分を
ただ生きればいいだけなのです。




息子と私に新しい人生をくれた先生。




もしかしたらお会いできるのは
人生が終わってからかもしれない。
けれどまた会えたとき



「先生の想いをつないだよ」



そう胸を張って言えるよう
私たちらしく生きていく。





”幸せになること
    絶対にあきらめないでほしい”


先生の魂からの強い想い



それは光となって私の心に生きています
必要な方にどうか届きますように


~愛と自由と豊かさと
   生きがいに満ちた人生へ~



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