外見に対するコンプレックス ~美しさへの抵抗~



豊かさへの抵抗を手放したあと
一番触れたくなかったこの想いを
ついに手放そうと決心したのです。


それは外見に対するコンプレックス

人前に出るのが怖い
写真を撮られることも本当は怖い
鏡を見ることも好きではない
綺麗になりたいけれどなってはいけない気がする


このような想いが根底にまだまだあるのだと
根深いのだと気づいてしまった。


ないようなふり
見て見ぬふりをしていました。


もちろんあることはわかっていた上で。


ではなぜ見て見ぬふりをしていたのかというと
気づくと手放すようにしているから。





不要な思い込みがあると気づいたら
過去と向き合い過去の自分を癒し
思い込みを手放すと決めているのです。


手放すことで同じ問題を
繰り返し体験することがなくなるから。


だから気づけることは私にとって
とても嬉しいことなのです。


ではなぜあえて気付かないようにしていたのか


触れることが怖かった
過去と向き合うこと
思い出すことが私にはなぜか怖かったのです。






けれど前に進みたい。
一番触れたくない部分を
深く深く掘り下げることに決めました。


それはとても根深くて
きっと一人では取り除くことはできなかった。


コーチングは何が問題なのかを
教えてくれるのではなく


その原因となった出来事まで
自分で辿り着くよう導いてくれます。


少しずつ原因となった場面を思い出しながら







まず最初に出てきたのは
子供のころに男の子たちから
「猫目」と笑われている場面。


指をさして笑っているところを早足でかけていく私
嫌だったなぁ…


当時のアニメの「キャッツ アイ」
それを持ち出しては私を笑う。
世の男の子たち、容姿でからかうのはぜひやめて。


優しい目の女の子に今でも憧れる…。





でも別に大したことではない。
他の場面をまた思い出します。


「お母さんと似てないね、かわいそうに」
「お父さんにも似てないよね」
「美男美女なのにねぇ…」


…これは確かにつらかった。
似てないことよりもかわいそうと言われることが
とても悲しかった。


なぜかわいそう?
そう言うあなたはどうなのよ。
悪気のないおばさまたちも発言には注意して。





だから母が授業参観に着飾ってくることが
とてもとても嫌でした。
「ねぇねぇ、あれ、誰のお母さんかな」
目立つので私が聞かれることすらありました。


そんなとき
いつも聞こえないふりしかできなかった。


母は姉妹に見られることをとても喜んでいたけれど
当時は意味が全く分からなくて
両親ともが若く見られることが本当に嫌だった。


私は父が20歳の時の子なので
仕方がないような気もするけれど…


母のほうが父より4歳年上だった。


サザエさんを毎週欠かさず見ては憧れたのは
お父さんとお母さんが落ち着いて見えたから。
でもマスオさんは大変なのかな。


そしてその場面たちを思い出しても
そんなにつらくはない。


「橋の下で拾われた」
それは言われた人も多いと聞くし
これも単なる記憶の一部。


ではいったい何が原因なのだろう…





そのとき、ある女性が現れた。
思い出すだけで恐怖で委縮してしまった。


それはとても綺麗な女性。
背が高くて髪が長くとても目立つ人だった。


その女性は
母が亡くなってすぐに家に来るようになった。


同じ年頃の男の子がたしか二人いた。


母が亡くなったあとの記憶はあまりない。
特にすぐであればあるほど。





ゆっくりと思い出していく…





彼女は父が私と話すことをとても嫌っていた。
優しいところももちろんあったのだけれど
とても怖いところばかりが記憶に残っている。


「娘でも女でしょ!仲良くしないで!」


そう叫んでいることを覚えている。
何度も繰り返し耳にした。


例えば私が母と似ていたら
私に母の面影があったとしたら
そうなることが少しは理解できたのかもしれない。


けれど私は似ていない。かわいくもない。
そのことをまた余計に思い込ませてしまった。





家に帰るとその女性がいることもあった。
母が暴れていたあの日々もとてもつらかったけれど


それ以上に苦しかった。
私にとって家は安住の場所なんかではない。


一人のときがとにかく嬉しかった。


ある日、その女性が突然
私の下着を買ってきた。
たしか中学生にはなっていたはず。


けれど小学校低学年の子が身に着けるような
年齢に全くそぐわない下着をたくさん買ってきた。


「あなたはまだまだ子供でしょ」


そう言われているようで
私が大人になっていくことが許せないようで


本当に怖かった。
それを選んでいるところを想像すると
恐怖でしかない。


着ることもできない
捨てることもできない
相談する人もいない


それにその男の子たちと仲よくするように言われた。


誰か教えてほしい
私はどうすれば良かったのか


母が亡くなったばかりの私には
一人っ子で頼るのは父しかいなかったのに
引っ越したばかりで友人も少なかったのに
父と話すこともままならず


何かをしたわけではないのに
女性であることを否定され
存在自体を否定されているようにさえ思う。





そして私は思い出した
その頃に摂食障害が始まったことを


女性らしい体つきになることが
とにかく怖かった

その女性が怒り出すのではと
食べる量をあえて減らした


本当に怖かった
思い出すことが怖かったから
摂食障害が始まった理由を
思い出すことができずにいたのだと





涙が止まらなくなった。
それは悲しすぎてコーチングの先生にも言えなかった。


すぐに言葉にできなかったから。
けれど外見に対するコンプレックス
先生と一緒に向き合えたことで
やっと根源の当時の自分に辿り着いた。



全て思い出すまでに
時間がかかるかもしれないけれど


摂食障害で苦しんでいる子供たち


何か手助けをしてあげてと
当時の私が言っている。


何ができるだろう
何をしてあげられるのだろう









寄り添うことは必ずできる
安心して話ができる場所を早く作ろう
そう決めました。






とても綺麗な人だった。
だから「綺麗な人は怖い」
そんな思い込みが根深くできていた。


そして母親である人が女性として生きること。
そこへの恐れも植え付けられていた。


だから私は
特に出産してからは
綺麗になることが怖かったのだと
当時の私が教えてくれた。


本当につらかったから
思い出すことさえしなかった。


けれど当時の私たちは
ずっと今の私を待っていたのでしょう。
たくさん抱きしめ愛を送り寄り添うことで
彼女たちは笑顔を取り戻していきました。





当時の私の想いをしっかりと受け止めたことで
今度は母の想いを知ることになります。


「女性として輝いて生きたかった」のだと。


今の時代ならおかしくはない。
むしろ、そうあるように世の中も変わっている。


母だけでなく妻だけでなく
一人の女性として輝いていく


本当はもっとやりたいことが
たくさんあったようなのです。


そして妻としてでもなく
ただ一人の女性として父から愛されたかった


そんな想いが伝わってきました。
だから親子ではなく
姉妹に見られたかったのでしょう。




「母親」という立場への違和感
その想いへの葛藤
あんなに望んで授かった我が子なのに


子供として無条件で愛せなかった。


教育係としての責任感が
彼女にはとてもありました。
本当にきびしくたくさんのことを教わった。


それも当時はつらく思えたけれど
今となっては感謝することばかり。



役に立つことのほうが多いですよ
お母さん


そういえば今日はあなたの誕生日
コンプレックスを外したのは
たしか母の日でしたね





やっと全てから解放されました。


息子から言われて嬉しかった言葉を
今日は改めて私から。





「産んでくれてありがとう」
「あなたが私の母でいてくれて良かった」




来週、息子は二十歳になります。
私も新しい人生をしっかりと歩んでいきますね。


今朝、励ましてくれた
お母さんもありがとう。





母の死がもたらしたものは
決して悲しいことばかりではありませんでした。


いつも理解し、励ましてくれる
息子にとっての大切なおばあちゃん。


とても若いけれどね。
いつも息子を気にかけてくれてありがとう。
彼の支えになっています。


私の支えにもなっていました。
摂食障害が治まっていたから。


来年の母の日はどこへでも行けるように
なっているといいですね。






外見のコンプレックスを手放したことで
その後、様々な出来事が起こります。


過去の自分を深く掘り下げることは
少し胸の痛みが伴うことがありますが

とても心が軽くなり
また新たな自分にも出会えます。


そう思えた出来事を
改めて綴ってみようと思います。






あなたにも
大切な人がいたら
伝えられるうちに伝えてください


人生はいつか終わります
感謝でも仲直りでも
後回しにすることはもったいない
だって、その先に嬉しいことが待っているから


愛している人がいたら
たくさんの愛を伝えてください


幸せになることに遠慮は不要です
忘れていたら思い出しましょ



”幸せであり続ける覚悟”



私も本日改めて持ちました
そして美しく生きることを誓います



私の大切なお母さんたちへ



~愛と自由と豊かさと
  生きがいに満ちた人生へ~

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